ほくろ除去について

ほくろは、メラノサイトという色素細胞が集まってできる良性の腫瘍です。顔の印象を大きく左右するため、位置や大きさによっては気になる方も多くいらっしゃいます。メイクで隠すことも可能ですが、根本的に除去することで、日々のストレスから解放され、自信を持って過ごせるようになります。
ほくろには、平らなもの、盛り上がったもの、毛が生えているものなど、様々なタイプがあります。また、皮膚の浅い層にあるものから、深い層まで達しているものまで、深さも異なります。適切な方法で除去しなければ、再発したり、傷跡が目立ったりする可能性があるため、ほくろの状態を正しく診断し、最適な治療方法を選択することが大切です。
当院では、電気メス(高周波)を使用したほくろ除去を行っています。電気メスの熱を利用して組織を取り除くと同時に、血管を凝固させて止血を行うため、出血がほとんどないのが特徴です。施術前に局所麻酔を使用することで、痛みを最小限に抑え、リラックスして治療を受けていただけます。傷跡も目立ちにくく、きれいに治りやすいという利点があります。
当院のこだわり
アウラニクリニックでは、ほくろ除去において「傷跡を最小限に、きれいな仕上がりを」という方針を大切にしています。ほくろを除去することは大切ですが、除去後の傷跡が目立ってしまっては本末転倒です。当院では、電気メスによる繊細な操作で、周囲の正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えながら、確実にほくろを除去する技術を持っています。
痛みへの配慮も徹底しています。極細の針を用いた局所麻酔を使用することで、施術中の痛みをほとんど感じることなく治療を受けていただけます。多くの方が「思ったより痛くなかった」と感じられる施術です。
施術後の経過観察も重視しています。定期的に経過を確認し、必要に応じて塗り薬の処方や微調整を行うことで、きれいな仕上がりを目指します。
電気メスによるほくろ除去の仕組み

電気メス(高周波メス)は、先端の電極から高周波の電流を流し、その熱を利用してほくろの組織を瞬時に凝固・切開して取り除く医療機器です。
微細なペン型の先端で操作を行うため、狙ったほくろの組織だけをピンポイントで正確に焼灼できるのが特徴です。周囲の正常な皮膚への熱ダメージを最小限に抑えながら、平らなほくろから、比較的大きなほくろや盛り上がったほくろまで幅広く対応できます。施術時間は1つのほくろにつき数分程度と短時間で完了します。
施術後は除去した部分に浅いくぼみができますが、数ヶ月かけて皮膚が再生し、徐々に平らで目立たない状態になっていきます。一度の施術で複数のほくろを同時に除去することも可能です。
施術をおすすめするケース
- 顔のほくろが気になり、メイクで隠している
- ほくろが大きくなってきた気がする
- 毛が生えているほくろを除去したい
- 複数のほくろを一度に取りたい
- 傷跡をきれいに治したい
- 短期間で除去したい
施術の流れ

カウンセリング・診察
まず、除去したいほくろを確認します。どのほくろが最も気になるか、どのような仕上がりを希望されるかをお伺いします。
ほくろの状態を詳しく診察します。大きさ、深さ、色、形状などを確認し、良性であるかどうかを判断します。電気メスでの除去が適している場合は、使用する機器や施術方法についてご説明します。稀に、悪性が疑われるほくろがある場合は、皮膚科専門医療機関での精密検査をお勧めします。
施術の流れ、期待できる結果、ダウンタイム、リスクについて詳しくご説明します。特に、傷跡がどのように治っていくか、再発の可能性、色素沈着のリスクなどについて、写真を用いながらご説明します。
麻酔
施術部位を消毒した後、局所麻酔を注射します。麻酔の注射時にチクリとした痛みがありますが、数秒で終わります。小さなほくろの場合は、麻酔クリームを使用することもあります。 麻酔が効くまで数分待ちます。麻酔が十分に効いているかを確認してから、施術を開始します。
電気メスによる除去
電気メスを使用して、ほくろの組織を少しずつ取り除いていきます。微細な操作が可能なため、周囲の正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えながら、丁寧に除去します。 電気メスの熱作用により、施術と同時に止血が行われるため、出血はほとんどありません。 施術時間は、ほくろの大きさや数によりますが、1個あたり5分から10分程度です。
施術後の処置
施術部位を消毒し、軟膏を塗布します。その後、保護テープや絆創膏で覆います。傷を湿潤環境に保つことで、きれいに治りやすくなります。 施術後の注意事項について詳しくご説明します。特に、テープの貼り替え方法、軟膏の塗り方、洗顔方法、紫外線対策などについて、具体的にお伝えします。処方された軟膏や保護テープをお渡しします。
ダウンタイムと注意点

施術直後から数日
施術部位は赤くなり、軽いジュクジュクした状態になります。これは正常な反応で、傷が治っていく過程です。保護テープを貼り続け、軟膏を塗布することで、湿潤環境を保ちます。
痛みはほとんどありませんが、軽い違和感やヒリヒリ感を感じることがあります。強い痛みがある場合は、すぐにご連絡ください。
テープは毎日、または1日おきに貼り替えます。洗顔時には優しく洗い、その後すぐに軟膏を塗って新しいテープを貼ります。テープが剥がれてしまった場合も、できるだけ早く貼り直してください。
当日から洗顔やシャワーは可能ですが、施術部位を強くこすったり、長時間水に浸けたりしないでください。メイクは、施術部位以外であれば可能です。
1〜2週間後
かさぶたが形成され始めます。かさぶたは自然に剥がれるまで、絶対に無理に剥がさないでください。無理に剥がすと、傷跡が残りやすくなります。
この期間もテープを貼り続けることが大切です。かさぶたの下で新しい皮膚が作られているため、湿潤環境を保つことで、きれいに治ります。
かさぶたが自然に剥がれたら、ピンク色の新しい皮膚が見えます。この段階からは、テープを外しても構いませんが、紫外線対策は必ず続けてください。
1ヶ月〜3ヶ月後
ピンク色だった部分が徐々に周囲の肌色に近づいていきます。まだ少し赤みが残っていることもありますが、徐々に目立たなくなります。
この期間も紫外線対策を徹底してください。日焼け止めをしっかり塗り、帽子や日傘も活用することをお勧めします。紫外線に当たると、色素沈着が起こりやすくなります。
くぼみも徐々に浅くなっていきます。深いほくろを除去した場合、完全に平らになるまで半年から1年程度かかることもあります。
3ヶ月〜6ヶ月後
ほとんど目立たない状態になります。傷跡が気になる場合は、追加の治療をご提案することもあります。
定期的に紫外線対策を続けることで、色素沈着を予防し、きれいな状態を保てます。
考えられるリスクと副作用
ほくろ除去は比較的安全な施術ですが、リスクがゼロではありません。
最も一般的な副作用は、施術部位の赤みや腫れです。これらは通常、数日から1週間程度で改善します。
色素沈着が残ることがあります。特に紫外線対策を怠った場合や、かさぶたを無理に剥がした場合に起こりやすいです。適切なアフターケアにより、色素沈着のリスクを軽減できます。
くぼみが残ることがあります。深いほくろを除去した場合、完全に平らにならないこともあります。気になる場合は、ヒアルロン酸注入などで修正できます。
ほくろが再発することがあります。ほくろの根が深い場合、一度の施術では完全に除去できず、再び色素細胞が増殖することがあります。その場合は、追加の処置で対応できます。
感染症のリスクも非常に低いですが、ゼロではありません。施術後に施術部位が赤く腫れ、痛みが強くなる場合は、速やかにご連絡ください。
稀に、肥厚性瘢痕やケロイドが形成されることがあります。ケロイド体質の方は、事前にお申し出ください。
よくあるご質問

痛みはありますか?
局所麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんどありません。麻酔の注射時にチクリとした痛みがある程度です。
1回で取れますか?
ほくろの深さによっては、一度の施術では完全に除去できない場合があります。その場合は数ヶ月後に追加処置を行います。浅いほくろであれば、1回で除去できることが多いです。
傷跡は残りますか?
適切なアフターケアを行えば、ほとんど目立たない状態になります。ただし、ほくろの大きさや深さによっては、わずかなくぼみや色素沈着が残る場合もあります。
いつからメイクできますか?
施術部位以外は当日から可能です。施術部位は保護テープを貼っている間は避け、かさぶたが剥がれた後から可能になります。
再発することはありますか?
ほくろの根が深い場合、再発する可能性があります。その場合は追加処置で対応できます。定期的に経過を観察させていただきます。
悪性のほくろかどうか心配です
診察時に悪性の可能性がないか確認します。悪性の可能性が疑われる場合は、当院での治療は行わず、専門医療機関への受診をお勧めいたします。
複数のほくろを同時に除去できますか?
はい、可能です。ただし、除去する数や範囲によって、ダウンタイムや料金が変わりますので、カウンセリング時にご相談ください。
どのくらいで目立たなくなりますか?
個人差はありますが、3〜6ヶ月程度で目立たなくなります。深いほくろの場合は、半年から1年程度かかることもあります。